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2021.05.13
2021年5月13日(木)きょうされん愛知支部第44回総会が開催されました。多くの方はリモートでの参加でした。
午前は仏教大学名誉教授 鈴木勉先生の学習会でした。テーマは「“A Society for All”――共同作業所運動の貢献」。共同作業所の作られた思いや背景、他の国の状況、私たちが今後に向けてやるべきこと、先生からのエールが含まれた学習会でした。質疑応答で「制度をレディメイド型(既成)からオーダーメイド型(その人に合ったもの)に変化するには自分たちは何をしていけばいいのでしょうか。」という質問は、まさに私たちにとっての重要な質問でした。先生からは「制度の支給など限定の論理になっている。事業者や当事者などがニーズをつかんで自治体を変えていく事。」と話をいただきました。質問を通してもう少し自治体へ要求していくことの大切さを感じました。
利用者部会やろまい会。パワーポイント45枚使用して、第42回全国大会inあいちから新型コロナが猛威を振るう現在までの盛りだくさんの報告がありました。天白養護虐待事件訴訟・東海ブロックプレ企画うたごえ交流企画・東海ブロック。やろまい会はコロナ禍であっても定期的に活動していました。
愛知支部総括ではコロナ禍での支部活動の報告、安心して事業所活動するための行政への運動、重点目標の確認を行いました。オンラインで活動を行うことで、今まで参加できなかった会員さんも参加する事ができました。きょうされんの活動を広めていく事の必要性も確認しました。
委員会報告では、事業委員会から夏の物資、カーリース、各事業の促進についての報告を行いました。
組織運動委員会の報告では目標136会員を目標とする事、賛助会員更新はきょうされん誕生日8月6日までに、第44次国会請願署名を10万筆以上集め、第45次の目標の確認を行いました。支部方針では障害者権利条約と照らし合わせながら実践を進める事、重点課題ではコロナ禍での各活動の位置づけやコロナ実態アンケート、行政への働きかけなど、5項目に掲げた重点課題が共有されました。
ビジョン2022の重点課題の修正案「コロナ禍での中でのきょうされん活動」の追加修正の提起がされました。
午前中の学習会も、午後のあいされん総会も、若い顔ぶれが多く、とても頼もしく感じました。
今後のあいされん活動を担って頂ける方が出てきて頂けることを期待しています。
コロナ禍でどのように活動を進めていくか難しいと感じるところもありますが、こんな時だからこそ広報委員としての役割を進めていこうと思いました。